試合が途中で中止 になったとき、J リーグと toto・BIG はどうなる
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試合開始前に中止が決まった試合は、くじでは「開催されなかった」とみなされ、どの予想でも当たり(合致)として扱われます。 試合開始後に中止になった試合は、自動では当たり扱いになりません。
開始後の中止では、まず J リーグが再開試合・再試合・中止時点での試合成立のどれにするかを決めます。 くじの扱いは、その決定と、試合が終わった日で変わります。
1. 先に結論(表)
分かれ目は「試合が始まったかどうか」です。 始まった後の中止は、J リーグの決定を待つ必要があります。
| いつ中止に | J リーグでの | くじでの |
|---|---|---|
| 試合開始前 | 代わりの試合の日時と場所をチェアマンが決める(規約 第 63 条第 1 項) | 決められた日(期間)に始まらなければ「開催されなかった」とみなされ、投票内容はすべて合致扱い(約款 第 6 条第 6 項第 1 号・第 11 項) |
| 試合開始後 | 原則は中止時点からの再開試合。条件を満たせば再試合か、中止時点での試合成立(規約 第 63 条第 2 項) | 中止時点での試合成立なら、その結果を使う(約款 第 6 条第 4 項)。始まった日の翌日までに終わらなければ「開催されなかった」とみなされ、合致扱い(同 第 6 項第 2 号・第 11 項) |
どちらの場合も、合致扱いになるのは、中止の数が最低成立試合数の範囲に収まったときです。 収まらないときは、くじそのものが不成立になり、購入代金が返されます(5 章)。
2. 中止を決めるのは誰か(J リーグ規約)
J リーグの試合の中止は、主審がマッチコミッショナーと両クラブの実行委員の意見を参考にして決めます。 主審が会場に着く前の中止は、マッチコミッショナーと両クラブの実行委員の協議を経て、チェアマンが決めます(J リーグ規約 第 62 条第 1 項)。
悪天候・地震などの天災地変や公共交通機関の不通で開催が難しいとチェアマンが判断したときも、試合は中止されます。 規約はこれらを「不可抗力」と呼んでいます(同 第 62 条第 2 項第 1 号)。
試合が一時中断したときは、マッチコミッショナーと両クラブの実行委員が、再開できるよう最善を尽くすと定められています(2026/27 リーグ戦試合実施要項 第 29 条第 2 項)。 「中断」のまま再開されれば、その試合は中止になりません。
3. J リーグでの扱い:開始前と開始後
試合開始前に中止になった場合
キックオフ前に中止になった試合は、代わりの試合(代替試合)の日時と場所をチェアマンが決めます(J リーグ規約 第 63 条第 1 項)。
試合開始後に中止になった場合
キックオフ後に中止になった試合は、原則として「中止時点からの再開試合」になります。 両クラブが同意し、チェアマンが公平性の観点から問題ないと判断した場合は、「再試合」または「中止時点での試合成立」にできます(同 第 63 条第 2 項)。
記録の扱いも 3 つで違います。 90 分の再試合では中止になった試合は公式記録に残らず、再開試合では中止時点までの記録を引き継ぎ、中止時点での成立ではその試合が公式記録になります(試合実施要項 第 34 条)。
代わりの日が取れない場合
代わりの日の確保が難しいとチェアマンが判断した場合、その試合は開催されません(J リーグ規約 第 63 条第 4 項)。 不可抗力による中止なら、その試合は開催したものとみなされ、0 対 0 の引き分けになります(同 第 64 条第 1 号)。
4. くじ(toto・BIG)での扱い
くじの扱いは、日本スポーツ振興センターの「スポーツくじ約款」で決まっています。 J リーグの規約とは別の決まりです。
試合開始前に中止が決まった場合:当たり(合致)扱い
くじで決められた日(期間)に試合が始まらなかった場合、その試合は「開催されなかったもの」とみなされます(スポーツくじ約款 第 6 条第 6 項第 1 号)。 最低成立試合数を満たしてくじが発売された場合、その試合への投票内容は「すべて合致したもの」として扱われます(同 第 11 項)。
BIG のようにコンピューターが予想を選ぶくじでも同じです。 2018 年 9 月 29 日の日本スポーツ振興センターの発表では、台風で中止になった試合について、toto と BIG などの「1」「0」「2」を「いずれも合致したもの」として扱うとしています(日本スポーツ振興センター 発表(PDF))。
試合開始後に中止になった場合:J リーグの決定と、終わった日で変わる
始まった試合が中止になり、主催者が「中止時点での試合成立」と決めた場合は、その決定がくじの試合結果になります(約款 第 6 条第 4 項)。 この場合は合致扱いにはならず、中止時点のスコアで当たり外れが決まります。
くじで決められた日(期間)に始まった試合が、始まった日の翌日までに終わらなかった場合、その試合は「開催されなかったもの」とみなされます(約款 第 6 条第 6 項第 2 号)。 この場合は、開始前の中止と同じく、投票内容はすべて合致したものとして扱われます(同 第 11 項)。
約款の第 6 条には「再開試合」「再試合」という言葉は出てきません。 再開試合や再試合の日が翌日より後なら、上の第 6 項第 2 号にあたると読めますが、実際の扱いは日本スポーツ振興センターの発表で確かめてください。
期間の最終日から 3 日以内に試合の結果が確定しなかった場合も、「開催されなかったもの」とみなされます(約款 第 6 条第 6 項第 3 号)。 つまり、開始後の中止は「すぐ当たり」でも「すぐ外れ」でもなく、決定が出るまで結果が決まりません。
第 6 条第 6 項第 2 号:始まった試合が「開始された日の翌日までに」終わらなかったとき。
第 6 条第 11 項:投票内容は「すべて合致したものとして取り扱います」。 (出典:スポーツくじ約款。令和 8 年 8 月 20 日改定版を 2026 年 10 月 23 日に確認)
当サイトの表示との関係
当サイトのトップに出る「最大 ○ 倍」の当たりやすさは、試合開始前に中止が決まった場合の数字です。 試合が始まった後の中止は、J リーグと日本スポーツ振興センターの発表が出るまで、当たりやすさは確定しません。
5. 中止が多いときは「当たり」ではなく返還
開催された試合の数が最低成立試合数に満たないと、そのくじは「発売されなかったもの」とみなされます(約款 第 9 条第 1 項)。 この場合は合致扱いではなく、購入代金が「返還金」として返されます(同 第 13 条第 1 項)。
BIG の最低成立試合数は 10 試合で、14 試合のうち 4 試合の中止までなら成立します(スポーツくじオフィシャルサイト「BIG とは」)。 返還金は、返還開始日から 1 年を過ぎると時効で受け取れなくなります(約款 第 13 条第 4 項)。
6. よくある質問(FAQ)
試合の途中で中止になったら、その試合はくじで当たり扱いになりますか?
J リーグでは、試合開始後に中止になった試合はどう扱われますか?
試合開始前に中止が決まった試合は、くじでどう扱われますか?
参考にした資料
- スポーツくじ約款(令和 8 年 8 月 20 日改定版)|スポーツくじオフィシャルサイト(一次資料)
- J リーグ規約(PDF、2026 年 7 月 28 日改正まで反映、一次資料)
- 2026/27 明治安田 J1・J2・J3 リーグ戦試合実施要項(PDF、一次資料)
- 日本スポーツ振興センター 発表「第 1045 回スポーツ振興くじの取扱いについて」(2018 年 9 月 29 日、PDF、一次資料)
- BIG とは|スポーツくじオフィシャルサイト(一次資料)
規約・試合実施要項・発表の PDF は、2026 年 10 月 23 日に本文を取り出して条文を確認しました。 引用は条文の一部なので、正確な全文は上の一次資料をご覧ください。
本記事の最終確認: (内容の最終更新:) 規約と約款は改定されることがあります。 最新の条文は上の一次資料でご確認ください。